私たちの想い

私は、20年の乳がん患者です。そして 16年の子宮全摘患者です。

それは、ある日突然自分にふりかかってきました。
何の予告もなく。何の準備もしないまま。
「死」ということに初めて向き合い、自分の命の限りを知り、恐ろしいまでの孤独感と、
「生きる」ことへの絶望感、「大切なものをなくす」喪失感に苦しみ、悲しみました。

それでも今こうして、笑顔で、前を向いて生きていられるのは支えてくれた家族、仲間、医療者、たくさんの方々との出会い、喜びがあり、命あることの幸せを心の底から感じることが出来たからだと思っています。

女性がんである、乳がん、子宮がんは、本当に女性にとって言葉では言い表せないほどの
つらい病気です。

だからこそ、早期発見、早期治療により、ご自分の、女性の体を、命を守っていただきたい。大切にしていただきたい。
がんになった私 そして大切な仲間をなくした私からのお願いです。

自分から検診に行かなければ、がんは見つかりません。
たとえ、がんが見つかったとしても 早く治療すれば、大切な「いのち」も助かります。

あなたが検診に行こうと思ってくださったいま、あなたのご家族を、お友達をぜひ誘って
一緒に検診を受けてください。

自分の住んでいるこの地域からまず、検診受診率を上げていきたい。

女性がんで亡くなる方をなくしたい。 そう願っています。
そして、いま女性がんで苦しんでいる患者さん。是非、参加してください。

仲間がここに、いるのです。
共に、笑顔で希望をもって、今ある命を自分らしく輝かせましょう。

ピンクリボン大阪 テーマソング

作詞・作曲:ウインズ平阪  編曲:平阪佳久  唄:宮本恵梨菜

その笑顔と幸せを 守りたい ピンクリボン
風になびいてる ピンクのリボンが
少しの勇気と 元気を運びます
誰もがいろんな不安抱え 時には悩み戸惑うけど
支え支えられ幸せに 向ってまた歩き出す
自分を大切にしてほしいから
元気な体と心 守りたい ピンクリボン
家族や友達 世界の人々に
優しさ温もり 笑顔を伝えたい
時には傷つき傷つけて ちょっとつまずきヘコんでも
いつか想いは届くはず 明日へと また歩き出そう
自分を大切にしてほしいから
元気な体と心 守りたい ピンクリボン
自分のためみんなのために 一番大事な君のために
「良かったね」の合言葉 かけ合い 今歩きだそう
君のその笑顔に また逢いたくて
元気な体と心 守りたい ピンクリボン
この想い届く日まで

理事長 冨尾 貴美代
理事長 冨尾 貴美代