女性ががんで亡くならないために
日本で乳がんに罹(かか)る人は、いまや11人に一人とも言われています。
それでも、乳がんの検診率は向上していません。
特に 大阪の乳がん検診受診率は、全国受診率(検診を受けている人)は、下位4位です。
また、同じ女性がんである「子宮頸がん」においては、20~30歳代の若い患者さんが増えており 1年に3,500名の方が 亡くなっています。
「乳がん月間」の10月に 「女性がん」である 乳がん・子宮がんの検診啓発活動を広く知っていただく事で、少しでも 自分のからだを大切に思っていただきたいと願っています。
あなたのからだを守ることがあなた自身のいのちだけでなく、あなたの笑顔と 大切な家族の笑顔も 守るのです。
自分だけはだいじょうぶ。
そう、がんになった私も 思っていました。
でも、私は 「がん」になった。
検診を受けること、自己検診の方法を知っていること。
これだけで、少しでもいのちを守ることができるのです。
がんを防ぐことは、難しくても
がんを早く見つけることは、自分のちょっとした
意識をかえることでできるのです。
ひとりでも多くの女性に検診の大切を知っていただきたい。
決して他人事ではないのです。
国立がん研究センターがん情報サービス『がん登録・統計』
http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/screening_p05.html